過ごしてきた人生を互いに知り合うことだけで、見たことのないスッキリした表情に変化したことは、今でも忘れられない。
株式会社ファイブスターズ
代表取締役
明石 康彦 様
何となく組織に違和感はあった。気付いてはいたけれど、何が原因かわからなかった。
0を1にする仕事が好きで、競争の激しい世界で揉まれ生き続けてきた明石社長。嘘が大嫌いな性格で、それが許せずに解雇した人も数人いた熱血漢でもある。だから正直に生きること、真面目に楽しくやれることが組織にとって一番だと、今でもブレずに守り続けている。
明石社長は企業理念に『家族愛』を掲げている。家族には怖いお父さんがいて、細かいお母さんがいて、うるさい兄がいて、面倒くさい妹がいる。会社にも様々なタイプの人間がいる。家族だからこそ、ダメな所、嫌な所も補える。家族以上に同じ時間を過ごす仲間だからこそ、家族愛の精神が必要だと明石社長は考えている。だが、なかなか組織作りには苦労をしていた。社内には女性スタッフが多く、明石社長も言いたいことをストレートに言えず、常に気を使って話をしていた。スタッフ間で問題が起きた場合も社長が話を聞き、お互いコミュニケーションを上手く取るように促していた。それが仕事を上手く回すために必要だと、そのときはそう思い込んでいたからだ。
性格や思いは違えどプロとして仕事は仕事としてやって欲しい。
けれど、想像していたような組織へと成長してゆかなかった。スタッフたちが仕事を楽しんでいるように感じられない。この仕事に喜びを見出せていない。思惑とは逆に組織はギクシャクし出した。スタッフたちが互いにコミュニケーションすることも薄れていった。組織は所詮他人の集まりかもしれない。けれど、明石社長にとっては家族同様に尊い。そのときに思った。今、スタッフたちの前にいる自分は本当の自分なのか?本当の自分をスタッフたちにさらけ出せていないのではないか?そんな疑問符が心の中を灯し始めた。
そんなある日、来社した取引先の社長がこう切り出してきた。
『社長、スタッフ間の共有やコミュニケーション取れていますか。』と。
一瞬はっとしたがその社長が何かを感じたのだと思った。そのときにその社長からライフウェイク®️という組織支援が有効かもしれないと助言してもらった。
自己啓発には昔から興味があったので、ライフウェイク®️そのものに何の違和感もなかった。けれど一つだけ懸念していたことがあった。それは以前に他社の自己啓発の研修で、ひとりの社員を苦しめてしまったことがあったからだ。
興味は大いにあったが、スタッフの共感が取れるか不安があったが、まずは自らライフウェイク®️を経験してみることしかないと思った。
「これまでの自分を振り返ってみるという新鮮味も大きかったんですが、一番は、本当の自分を再認識できたことでした。そのときに確信したんです。うわべだけの綺麗な言葉では何も伝わらないと。本当の自分からの言葉やメッセージでなければ、本当に伝えたいこと、伝えたい本質などスタッフに届かないということを。それが私自身の最大のライフウェイク®️の効果でした」。
この体験をきっかけに、疑心暗鬼になりかけていたスタッフへの研修をライフウェイク®️によって再開。決して強制することはなかったものの、スタッフたちはライフウェイク®️を受け入れてくれた。結果、互いの知らなかった部分までを知り合えたことで、明石社長が感じたようにスタッフたちがスッキリしているのがわかった。そのときの表情が今でも忘れられないのだという。
「互いにわかり合えたというのが、コミュニケーションの仕方から滲み出ていましたし、それがきっかけで組織がひとつになっていく印象を持っています。確実によくなっています。今、あのモヤモヤはもうありませんし、ようやく仕事を楽しめ、喜んでもらえるという私が求めていたファイブスターズでの働き方に進んでゆきはじめていると実感しています」。
一番の安心材料は、弊社ライフウェイク®️コーチでもある小林の存在なのだとか。
「もう小林さんが来るとね、スタッフ全員が解放されたような笑顔をします。心理的安全性を全面で感じさせてくれる自己啓発系のトレーナーさんなんて、そうはいないと思いますよ」。
それは間違いないと自負します。失礼。
企業情報
- 株式会社ファイブスターズ
- 〒154-0011 東京都世田谷区上馬2-25-4 フレックス三軒茶屋3階
- 代表者 : 代表取締役 明石 康彦
- 設立 : 2003年
- 事業内容 : リフォーム全般、コーティング全般、インテリア・エクステリア、室内クリーニング、住宅設備機器卸・販売